日本人の仕事観

西洋の価値観が日本にも浸透して来ているので、本来日本人がどのように考えていたのか感覚的にわからなくなって来ました。欧米では仕事は大変苦しい物で、余暇を楽しむために仕事しているという考え方を持っています。ヨーロッパの国によっては安息日である日曜日に仕事をする事は違法というところさえあります。

神道では人間は神様の子供で、神様はいつも忙しいので、人間も神様と一緒に働き、私たちが喜んでその仕事の一部をやらして貰っていると考えます。だから仕事も勉強も楽しいことなんです。自分に与えられた仕事は神様の意向だと考えられます。

外国人から見ると日本では従業員同士や経営者と従業員との関係が親密であるところが大きな特徴だそうです。これも「和をもって尊しとなす」でしょうか?日本人は際立った個人プレーよりもチームプレーで成果を上げていくのが得意のようです。

こんな日本人には、商売繁盛、事業繁栄のキーポイントは良好な人間関係を作ることなのかもしれません。