伊勢神宮展

28日までですが、日本橋の三越で伊勢神宮展が行われています。伊勢神宮が20年に一回の遷宮を行うため、この広報活動の一環と思われます。

伊勢神宮は他の神社とちょっと違い敷地の中に今あるお宮の隣に同じ大きさの空き地が用意されています。遷宮では、この隣の空き地に同じお宮を新しく建て直し、古いお宮は取り壊し、こちらが空き地になります。これを1300年前から20年に一回行っています。

古い物が良いと言う考えもありますが、新しい物が良いと言う考えもありますよね。数百年前の武将の衣装を着るのも凄いですが、新しい服を着るのも楽しいことでしょう。

日本には常若(とこわか)という考えがあって、常に若々しいことなのですが、新しくする事でエネルギーが蘇るという事です。御札を毎年変えるのも、新しいエネルギーを得るためとも言われています。

伊勢神宮も20年に一回新しく生まれ変わることで、日本を永遠に発展させる目的があるのです。

さて、伊勢神宮展ではこの遷宮の計画や解体して使わなくなったご神宝などが全国各地の神社に寄贈されたことなどがよく分かるようになっています。また、神宮の日々の営みも紹介されていて、興味深く見ることが出来ました。

現在でも古式を踏襲していて、火は板を棒で擦って火おこししたり、神饌(神様のお供え物)を盛るお皿はかわらけ(素焼きの土器)で、使うのは1回きりで年間8万枚も使われるそうです。