東京都神社関係者大会に出席してきました

今日は「教育勅語渙発百二十周年記念 平成二十二年度東京都神社関係者大会」に出席してきました。東京都神社関係者大会は毎年行っているそうですが、今年は教育勅語(きょういくちょくご)が発布されて百二十周年という事で、このような冠が付いているのです。

「渙発」って言う言葉初めて聞きました。この読み方も分からなかったのですが、「かんぱつ」と読むそうです。

神社関係者大会は、東京都の神社の宮司、神職、職員、総代や関係団体の代表者などがそろって式典を行います。式典では、挨拶、祝辞などが1時間かかります。神社関係の式典では良くあることですが、国旗を仰ぎ神宮遙拝、国歌斉唱、敬神生活の綱領、敬神崇祖の誓いなどを読みます。後半は講演などが行われます。

さて、教育勅語に関してですが、明治神宮では教育勅語を普及させようと懸命で、これが書かれた蛇腹(じゃばら)式の印刷物が配布されています。また、もうちょっと立派な体裁のものも授与品として出されています。

戦前は日本では誰もが唱和できるように学校で教えられていたのですが、戦後GHQ指令の影響で廃止されてしまいました。GHQ指令では学校教育で軍国主義的な要素を含むものを排除するように命令されたからです。

しかし教育勅語自体には、軍国主義的と言う箇所は本来はなく、日本人のあるべき道徳などの規範をあげた物で、現代こそ重要になってくるように思えます。一番問題とされるところは「一旦緩急あれば義勇公に奉じ」と言うところでしょう。

確かに、国難があればすすんで兵役に就こうなんて言う意味にもとれますが、発案者の一人も兵役と結びつけていたわけで無いという事ですし、私利私欲ではなくて公益のために尽くすと考えるべきでしょう。

例えば現代なら、会社の経営が思わしくない時に社員一丸となって取り組んだり、国益に反しても利権や既得権益を守ったりということ止めるという感じになるでしょう。

教育勅語の12の徳目
1. 親に孝養をつくしましょう(孝行)
2. 兄弟・姉妹は仲良くしましょう(友愛)
3. 夫婦はいつも仲むつまじくしましょう(夫婦の和)
4. 友だちはお互いに信じあって付き合いましょう(朋友の信)
5. 自分の言動をつつしみましょう(謙遜)
6. 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう(博愛)
7. 勉学に励み職業を身につけましょう(修業習学)
8. 知識を養い才能を伸ばしましょう(知能啓発)
9. 人格の向上につとめましょう(徳器成就)
10. 広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう(公益世務)
11. 法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう(遵法)
12. 正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう(義勇)

敎育ニ關スル敕語

朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ德ヲ樹ツルコト深厚ナリ我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世々厥ノ美ヲ濟セルハ此レ我カ國體ノ精華ニシテ敎育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ學ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ德器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン

斯ノ道ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス朕爾臣民ト倶ニ拳々服膺シテ咸其德ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ

明治二十三年十月三十日

御名御璽