一陽来復(穴八幡宮)

一陽来復

一陽来復12月22日は冬至です。冬至は一年で昼が一番短く、夜が一番長い日で、カボチャを食べたりゆず湯に入ったりする習慣がありますね。
東京の穴八幡宮は近年マスコミなどで金運の御守りとして有名になった「一陽来復」があります。この御守りは冬至から授与が始まり、節分の日まで出されています。

形状も特殊ですが、この御守りは部屋の中に貼ることになっています。
これを貼れる日が、3日間のみ。冬至、大晦日、節分の日の深夜0時です。
そして、貼り方も恵方に向けて貼ります。部屋の中心から見て、恵方の反対側にある柱や壁に貼り、恵方に向けます。

恵方というのは、歳徳神が居る方位で、その年の幸運がやってくるとされています。来年は丙(巳午)で、165°(北を0°とする)でほぼ南から少し東という方角です。

恵方は、実は4つしか無く、年によって決まっています。
干支というのは十二支十干のことで、六十種類ありますが、馴染みがあるのは十二支の方でしょう。恵方は十干の方を見ます。

甲・己(西暦の下一桁4、9)
  甲(寅卯)75°

乙・庚(0、5)
  庚(申酉)255°

丙・辛・戊・癸(1、6、3、8)
  丙(巳午)165°

丁・壬(2・7)
  壬(亥子)345°

今年(2010年)は、寅(かのえ、とら)でしたので、庚の方角が恵方でした。
来年(2011年)は、卯(かのと、う)ですので、丙の方角が恵方です。
十干は10年で一巡しますから西暦の下一桁と同じになります。

さて、初詣は年が明けて初めて恵方の寺社に参拝に行くことでした。
昔は恵方が非常に重視されていたようです。
皆さんも古例にならって、恵方の神社に初詣に行かれたらいかがでしょうか?

このお守り中に何かが入っているようです。銀杏と金柑の実が入っているそうです。この実を紙で包んで、このような形状になっているのですが、この紙にも何か書かれています。(一陽来復と書かれている裏、見えない部分)これは、その年の十二支十干に沿っている内容だそうです。

左下には放生寺というお寺があります。江戸時代までは、一体となっていて、明治の神仏分離の際に、分離されました。こちらでも同じようなお守りを出しています。こちらは一字違い「一陽来」と復を福の字に変えています。