麻のお守り

麻の御守り日本では、本来「麻」と呼ばれる植物は大麻(おおあさ、たいま)という植物をさしますが、現在では亜麻(あま、リネン)や苧麻(ちょま、ラミー)のことを麻ということになっています。

大麻と言うと、麻薬のイメージがついてしまいましたが、古代から日本では神聖な植物で神道には欠かせない植物です。大麻がお祓いに使われていて、白い紙がいっぱいついた串を左右に振ってお祓いをしますが、これにも大麻の繊維がついています。

大祓の時に、切麻(きりぬさ)といって1センチ角ぐらいに切った紙と一緒に麻を切ったものを使ってお祓いをします。

昇殿祈祷などをする時に、玉串といって、榊の枝を神前に供える儀式を行いますが、これも麻で紙垂(しで)を結んでいます。

伊勢神宮から全国の神社に送られて出されている、天照大神の御札(天照皇大神宮)は神宮大麻とよばれています。これは、麻でお祓いをされて授けられたことが元になっています。

そんな麻ですが、東京都港区元麻布にある麻布氷川神社では、麻の布で作られたお守りが授与されています。