立春の祝い方

立春は2月4日ごろで、年によって1日前後することがあります。

旧正月との違い

節分の日(2月3日)と旧正月(旧暦の1月1日)が混同していることがあります。節分(立春)は太陰太陽暦の太陽暦の部分で、太陽の運行を認識するためにあります。ですので、現在の暦(太陽暦)では日付のずれはほとんどありません。

旧正月は旧暦の1月1日に当たる日です。旧暦は月の満ち欠けを基準にした暦、つまり太陰暦です。旧暦1日(朔日)は新月なんです。そのため、旧正月は毎年日付が違います。

立春とは

立春は地球が太陽を回る位置で、太陽黄経315度、節分から1/8年(約45.66日)経った日になります。立春は冬至と春分の日の間にあります。立春は今日から春というわけで、春は立夏の前日まで続きます。

節分は色々な行事がありますが、立春はどうでしょうか?節分が大晦日だとすると、節分は元旦のようなものですから、節分より立春の方がめでたい気もしますね。

節分に豆まきをしますが、これは節分追儺式と言う儀式で、疫鬼や疫神を払う儀式です。邪気を払って、新しい年を迎えるという訳です。(豆まきの豆はスーパーでも売っていますが、神社やお寺でも授与しています。)

「立春大吉」「立春吉祥」「立春摩訶吉祥所」などの御札を玄関に貼ります。玄関の左右に別々の御札を貼る場合もあります。

このような御札(主にお寺)を授与しているところも数多くあります。

中国でも

中国では立春に春餅(チュンピン)を食べます。春餅は餅と言うよりも、塩っぱいクレープのようで、おかずを入れて巻いて食べます。旧正月は春節とよび祝日です。日本と同じように新年を祝う言葉があります。お正月料理もありますが、地域によって料理が大きく異なります。